もともと自分日記をつける目標は、身軽になってあのころの気持ちと行動力を取り戻すことだったはず・・・
父を見送り、母の介護が始まり、仕事の重圧もあって、自分自身を見失ってしまっていた日々。
口から洩れるマイナス発言、体はたるみ、目はしょぼしょぼ・・・肌も荒れ放題。
プチ同窓会で一番衰えて見えたのは自分。そして追い打ちをかけるように暗く沈んで後悔だけが支配した。
なんでだろう？？私だけ？？
みんな幸せそう、若い、元気、楽しんでる！！違いはどこにある？？
うつうつといろんなもののせいにして、自分から逃げて、トゲトゲが自分のいたるところから顔を出し始めたころ、お手紙が届いた。介護を終えて、何もする気にならない脱力感に潰されそうになった友達から。「私にあなたの元気を分けて」って。悲痛な手紙が。
優しい彼女はきっと1日24時間、いつ終わるともわからない日々を、親のためだけに費やしていた。来る日も来る日も、過ぎた日も。
彼女の言葉に私のとげが落ちていく。私なんか独り相撲なんだ、世界中に同じ経験をしながら歩いている人がたくさんいるんだ。今の私は自分らしくない。それから毎日、いろんなことを考えた。意志の弱い私が、強くなるために自分の素にするもの。
そうだ言葉、自分が発した言葉を見えるようにすることだ。そしてそれを気づき訂正しながら更新していこう。これがブログの始まりだった。10年前の私になれるように。
→続く
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